時計は本当に不思議なもので、買ってしばらくして売ろうとすると、とんでもない値段になっていることもしばしば。
使いながらウットリ愛でて、自分にプラスアルファのお金をもたらしてくれる(かもしれない)…
こんな素敵なものがこの世にあるなんて。
時計を大切にしつつ、頃合いを見て売却し、また新しい時計を買う…
そうして憧れのモデルを手にしてきた私が現在注目しているモデルをいくつか分けてご紹介したいと思います。
ロレックス シードゥエラー 16600
私が初めて時計を買ったのは今から約10年前ほど前。
社会人になり数年ほど経ち、上司から「社会人になったんだったら時計くらい買え!」と言われ買ったのが「ロレックス シードゥエラー 16600」でした。
この時計最大の特徴は、1220mもの深さまで潜水することの出来るスーパースペック・プロダイバーズウォッチという点。
日常生きてて絶対に使うことのないこのオーバースペックにとても心惹かれました。子供心くすぐる響きがとてつもなくカッコいい…!
似たようなモデルのサブマリーナは「ザ・ロレックス」という感じで憧れていたのですが
いかんせん着けてる人が多くそこかしこでよく見るのでシードゥエラーを選択しました。多分詳しい人じゃないと同じモデルに見えますよね。笑 思い出のファーストロレックスです。
当時私は保証書、箱等付属品完備 新品同様のものを50万円ぴったりで購入しました。
今では似たようなコンディションで930,000円!約2倍ですね。
どの型番(シリアル)を狙えばいい?
ロレックスの世界でよく言われるのが「最初か最後の型番を買え」。
また、ロレックスはモデルに差こそあれ、ベゼルや文字盤、ベルトなどマイナーチェンジを繰り返し行われるブランドです。
このモデルは1991年~2008年まで製造されてますが、狙いたいのは後期モデルのZ・M・Vシリアル。
こちらで詳しく説明されておりますので、ご興味があればご覧ください。
なぜ後期モデル?
先述したようにロレックスはマイナーチェンジを繰り返しているブランドです。
例えばロレックスで正規オーバーホールなどを依頼した際、不具合等あるパーツは交換を余儀なくされる場合があります。
その他にもガラス(風防)が欠けたり、ベゼルに目立つ傷があって交換して欲しい状況など、常にキレイでカッコいい状態がいい!という方もいますよね。
そうなった時何が起こるかと言いますと、本来オリジナル状態だったものではないパーツ(マイナーチェンジ後)がついてしまう、ということが起こります。
代表的な例で言うと、風防の透かしでしょうか。
こちらで詳しく解説してくれています。
こちらの記事によると「シードゥエラー 16600」においては2003年以前のモデルの場合、透かしはないと考えられます。
それでも良い、という人もいらっしゃると思いますが時計好きの人はオリジナルということに拘りを持つ人が大半。
シードゥエラー 16600を狙う理由
サブマリーナの存在もあり、大人気モデルとは言い難いモデルだったシードゥエラー16600。
- 時計の世界では、人気のない=持っている人が少ない モデルほどその後人気が上がり、つられて値段が上がることがある
- 現状並行店での値段がどんどん高くなってきているロレックスにおいて、100万円以下で買えるモデルが少なくなっている
上記理由からシードゥエラー16600に注目しています。
あと数年もすれば型番に関わらず100万円を優に超すモデルになるのでは…。
狙う価格帯
最終シリアルであるV番はプレミア価格でちょっと手が出しづらい…
なので、その直前Mシリアル、Zシリアルあたりが狙い目かなと思います。
まとめ
新型コロナウイルスで経済が不安定な中、時計相場が下がっている現在
シードゥエラー16600は狙い目だと思います。
Z番、M番の状態良・付属品完備、もしくは保証書付きで80万円を切ることがあれば動く時かな、と考えております…
手放してしまった思い出のシードゥエラー、いつかまた着ける時を夢見て相場とにらめっこしております。