リシャール・ミルを買うと「人」じゃなくなるらしい

体験

かなり久しぶりの投稿になりました。

ここ最近ありがたいことに仕事も忙しく、かなり充実した日々を送っており…。

なかなかブログを書く時間が取れずにおりました。

そんなことはさておき。

先日ランゲ・オデュッセウスを購入した友人Nとかなり久しぶりに会いました。

会う目的はもちろん時計の話をするため!

というのもお互いあまり時間が合わず、会うのはオデュッセウス購入立ち合い以来。実に半年以上ぶり。

大人になると時の流れも速く、意外とそんなもんなのかもしれません。

そこで色んな話をして盛り上がり、自分にも変化があったのでまとめてみました。

友人Nと会った目的は

そもそも友人Nとは前回オデュッセウスを購入した時にしれっとリシャール・ミルの話をしておりました。

自分が持ってもいないくせに我が物顔でリシャール・ミルを語りたい…!

しかもそんな話が出来る友人はNくらいしかいないし、一人で見に行くのはいろいろハードル高いので一緒に行ってもらおう、と思い誘った次第。

友人Nもこの半年間で時計に対してかなり解像度が高くなったようで、誘ったら即OK。

「でも俺、あれからリシャール調べたりしたけどあまりカッコいいと思えないんだよね」

はてさて…

いざリシャール・ミル!

今回お邪魔したのはこちらでもまとめた銀座のNX ONEさん。

私自身は3回目の訪問。

…ところがちょっとした問題が発生。

時間をしっかり守るNなのに約束の時間になっても来ない。連絡したところ

「もう店の前にいるよ」

どういうこと…?

と思って聞いてみると「リシャール・ミル」ということでリシャールのブティック前にいると。

おバカ…!

こちら「ブティックに入りづらい気持ちはわかるけど勇気を出して伺ってみては」みたいなことを言ってますがリシャールのブティックはレベルが違いすぎる。足が前に進まない。ホント無理。

「ハンター×ハンター」天空闘技場200階の受付前のようなもの…。(単行本6巻参照)

友人Nも「ドアマンの圧が凄くて店の前にいられなかったわ」ということでちょっと外れたところにいました。とても分かる。

あそこって顧客でもなんでもない一見でも入れるんですかね…?確かめる度胸もないし、万が一入ったとしてどうしたらいいかわかりませんが…

待ち合わせ場所に関しては事前確認を怠った私の責任です。

そこから移動してようやくNX ONEさんへ。

「ここも入りづらそう」というNの気持ちもとてもよく理解しつついざ!

実際にリシャール・ミルを見たNは

入口の重厚な扉を抜けて鍵を閉められる。

別にやましいことは何もないのになんだか焦る。

そんなことを考えつつも久しぶりのリシャール・ミルを前にして私のテンションがグングン上がっていく!

この時は店内に別のお客さんがいて店員さんと談笑していたのですが

「次は●●が欲しい」「これはカッコいいけど自分には合わなかった」みたいなことを話しており、雲の上の人、宇宙人でした。

Nはというと…浮ついた感じでアワアワした様子。

まずはいろいろ見てみようということで

RM016 AUTOMATIC EXTRA FLATを見せてもらいました。

手に取って、実際に腕に乗せてみると

「これは…めっちゃカッコいいですね…時計の奥行きがすごい…。写真と全然違う!」

と興奮&感動している様子。

とんでもない時計って実物のオーラというか、写真と全然別物ですよね。

リシャール・ミルは特に顕著な気がします。

感動しているNに畳みかける用に店員さんが色んなモデルを紹介してくれます。(私も興奮してて写真撮り忘れました)

最高の時間でした。本当にかっこよかった…。

1億オーバーのモデルもあったのですが、さすがにそれは見ても全く意味がないので遠慮しました。

1億数千万の時計を見てから1700万を見ると安く感じてしまいますよね。(?)

Nも「これ1700万ですか?安いですね…!」とか言ってましたしあの瞬間は確実に壊れていました。

アクアノートやノーチラスとも違う、異次元の時計の極地のような…。

人を狂わせる魅力をムンムン放っている極上品ですね。

今後の時計ライフを考える

興奮冷めやらぬ私たちは新橋へと河岸を変え、酒を飲みながら今後の自分たちの時計について妄想論を交わしていました。

お互いの仕事や家庭などの話は全体の1%に満たないくらいで時計の話ばかり。

ここまでリシャール・ミルの話ばかりでしたがお互いの時計についても話してました。

Nとはオデュッセウス購入以来なので実際どうなのか気になっていました。かつての自分ならば半年の間に数本売り買いしているのもザラだったので…

「すごいカッコいいし、今の自分にはこれ以上の時計は考えられない」

Nもとても満足しているようで、毎日着けたり眺めていると。とてもよくわかる。

Nの腕で輝き放つオデュッセウスが本当にかっこよかった!(今更)

お互いの時計を交換してリストショット撮ったり、年甲斐もなくキャッキャして飲むお酒は本当に美味い。

自分が普段着けていると麻痺してきますが、他人が着けている様を見ると時計のカッコよさを再認識しますね。

「オデュッセウスもいいけどやっぱりアクアノートもめっちゃカッコいい!」と「私の子どもが一番かわいい」状態でした。

話は行ったり来たりしますが、見たばっかのリシャール・ミルの興奮たるや。

二人して小さな宇宙みたいなリシャールについて語っているとNが

「あれは本当にカッコいいと思った。だけどあれを買えるような人は『人』じゃないでしょ。収入とか全部普通じゃない」

わからないでもない…間違いなく一般人ではない。

だからこそ憧れるんだよぉ…。

自分は無理なのでNに是非買ってみてほしいと話していると

「もし買うとしたら「RM016」かな。存在感があってよかった」

これはもしかするともしかするかもしれません。

今後のNの動向から目が離せない。

まとめ

時計を見たことに加え、久しぶりの友人Nとの時間も含め最高でした。

こういう友人がいるのは本当に幸せなことだなぁと思います。

今回久しぶりに実物を見たことで私もいろいろ考えました。

「手持ちの時計をいくつか売ったら1本買えるんじゃ…?」と。

この考えが悪魔の囁きのように頭にこびりついて離れません。

TPOや気分で時計を変える、という楽しみは本当に素晴らしいと思いますが1本に集約して「究極の1」を手にする…というのも…。

いや、(超頑張って)手の届きそうなリシャール・ミルのモデルは厚くて普段使いするには目立ちすぎるのでは…と思って調べていたら

RM33-02

直径:41.7mm

厚さ:8.8mm

めちゃめちゃ素晴らしいスペックの時計がある…。

こちらで紹介している「RM033 AUTOMATIC EXTRA FLAT」と共通のコンセプト【超薄型の丸型ウォッチ】で作られているモデルのようですね。

RM033も素晴らしかったですがこれも…!厚さが8.8mmというのが素晴らしい…!

スケルトン文字盤から見える機構も男心くすぐるし、カーボンTPT®製ベゼルの色気も…。

やばいです。めっちゃ欲しい。

でもこれ世界限定140本…少な!

並行市場見てるとちょこちょこ出ているっぽいですが…そもそも買いたいのに売ってない、という状況…?

身分不相応な時計を欲しがるたわけ者な私ですがそれはもうパテックを買った時からわかってるし…

RM33-02を買うか(買えるか)どうかはさておき、人生1回きり。いつかこの世界に飛び込んでみたい…!

なんてことを考えている私ももはや人じゃないのかもしれません。

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