初雲上 パテック・フィリップ アクアノート トラベルタイム5164a 購入3か月レビュー

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時計が好きになり色んなモデルやブランドを調べていて、一度は憧れる雲上ブランド。

私も例に漏れずずっと憧れを持っていましたが、なかなか手が伸ばせずにおりました。

「まだ自分には早い」とどこか遠慮している一方、何かきっかけがあれば…と虎視眈々毎日WEBサイトを巡っては相場を調べ、ついに購入へと至りました。

「アクアノート トラベルタイム5164a」は元々は全く候補にないモデルでしたが、時計を購入する時って意外とこういうものなのかもしれません。

この時は並行店で購入しておりますが、その後正規店で予約して購入出来ましたのでよければその時の流れもご覧ください。

購入候補

価格帯にバラツキがあるものの、候補として考えていたのは

「ノーチラス 5711/1a-010」(3か月前の2021年1月頃の相場は大体750~900万前後)

「ロイヤルオーク エクストラシン 15202ST.OO.1240ST.01」

「アクアノート 5167/1A-001」

あたりでした。

(購入当時は「ノーチラス 5711/1a-010」のディスコンは発表されていなかったので今ほど高騰してはいなかったですが、それでも高い。)

今回選ぶ基準としていたのは「雲上ブランド」「薄さ」「ステンレスモデル」の3つ。

青文字盤の時計が欲しい、と思っていましたがアクアノートが候補に入っていたのはパテック・フィリップだからというのと、文字盤の美しさが際立っていたからです。

手持ちを整理しIWCのクロノグラフのみを残していたので、シンプルな文字盤が欲しいなと思っていましたが、ふたを開けてみれば全然シンプルではありませんでしたね。

購入にあたり、実物を見ないことには始まらないので中野、銀座、新宿あたりを毎週のように徘徊し物色していました。

見ていく中で「ノーチラス5711」はやはりとんでもなくカッコよくて、オーラのようなものが凄まじく気圧されてしまうくらいで真剣に購入を考えました。

しかし私は購入したからには日常生活でガンガン使いたい派の人間。

私のような人間がこれをつけて生活する、というイメージがどうにも持てず断念。

あまりにも有名すぎる時計なので、周りの目が怖いなというのもありました…。

今となっては購入していたらとてもお得だったかもしれませんが、それはそれで使いづらいのでやはり今は購入しなくてよかったと思います。

「エクストラシン」は最後の最後まで悩みましたが、ロイヤルオーク特有のギラツキ感、ベゼルの傷が怖いのと、青文字盤の色が「15450st」の色の方が好みだったので見送り。

薄さとつけた時のフィット感は素晴らしかったです。

「アクアノート トラベルタイム5164a」はたまたまお店に並んでいたのを拝見して物珍しさで試着したところ、ラバーベルトのフィット感と軽さがとても好印象だったのと、文字盤がとても好みだったのでその他の候補を無視して即決してしまいました。

「5167a」も試着させてもらいましたが、薄さ以外の点で「5164a」が個人的に圧勝だったのでこちらに決めました。

購入から約3か月経って

着け始めて約3月。

ほぼ毎日使用していますが、一番実感するのはあまり重要視していなかった「重量」です。

約98g

以前使っていた「デイトナ16520」は約130gなので、30gほど軽いです。

たかが30gと思いますが、一日着けているとその差を実感します。

とにかく着けていてストレスがありません。

他にも軽いモデルは多々あると思いますが、今まで私が着けていた時計の中で一番軽い時計です。

ラバーベルト、というのもあると思いますが。

ベルトの着け心地はサラッとしていてとても良く、ストレスフリーです。

ラバーベルトは切って調整するしかないので、伸ばしたい場合はお店で新品を購入しなければならないのが難点でしょうか。

夏など汗をかく時期に真価を発揮してくれそうなので、今から夏が楽しみですね。

10.2mmという薄さも素晴らしい。

「デイトナ16520」は12mmなので、約2mm薄い。

「エクストラシン」は8.1mm、「ノーチラス」は8.3mm、「アクアノート」は8.1mmと厚みに関しては3モデルに負けていますが、あまり気になりません。

(それらを持っていたら気になるのかもしれませんが、持っていないので気にしない。)

購入時期がちょうど冬でコートなど使う機会が多かったですが、日常で袖に引っかかったりストレスに感じることはほぼありませんでした。

軽さも着けやすさもさることながら、一番特筆すべきは文字盤の美しさ。

この文字盤は見ているだけで気分を上げてくれます。暇さえあれば眺めています。

そしてこの時計の特徴であるポインターデイトとタイムゾーン調整ボタンに関して。

ポインターデイトに関しては、一般的なモデルにある3時位置の小窓に表示される日付の方が分かりやすいです。

1桁日付の時は指してる箇所が多少分かりやすいですが、2桁日付の時は分かりづらい。

これは慣れなのでしょうか。

ただデザイン的に文字盤のアクセントになっていてとても気に入っています。

日付変更時にはリューズ下4時側にプッシュボタンがありデイト表示を早送りできます。

しかしプッシュピンを使う必要はほぼなく、つまようじ等でも代用可能ですが万が一木のクズなどが中に入ると怖いのでプッシュピンを推奨とのこと。(店員さん談)

タイムゾーンに関しては、9時位置のタイムゾーン調整ボタンで第2時間帯を表示させます。

10時位置のボタンは時針が反時計回り、8時位置のボタンは時計回りに進みます。

押すとスパッ、スパッと小気味よく進退します。

スケルトン針がホーム時間、つまり現在の日本の時間を示しているのですが、分針と同じ通常の時針の方が見慣れているので、どうにも分かりづらい…

これでいうと日本時間は午前11時44分。第2時間帯は8時間遅れの午前3時44分を指しています。

せっかく特徴的な機能とデザインなので上手く使えるなら使いたいものです。

海外に仕事や旅行で行くことがほぼ無いので、宝の持ち腐れ状態…。

3時9時位置にある「HOME」と「LOCAL」の昼夜窓表示は16時ころから切り替わり19時頃には夜に、4時から徐々に朝に切り替わり7時には完全に朝表示になるという仕様。

これは普段気にすることはほぼありませんが、日中と夜で文字盤の雰囲気が変わるのはオシャレで素敵だと思います。

裏面からはため息が出てしまうほど美しいムーブメントを見ることが出来ます。

自動巻きのローターは22金で精密な仕上げのおかげかちょっと傾けるだけでぐるんぐるん回ります。

比べるものではないかもしれませんが、私の持っているIWCとは回り方が全然違う。

ついつい機能や文字盤の美しさに目がいきがちですが、そういった点を見ると本当に最高品質の時計なのだなと思います。

ステンレスベルトは無くラバーベルトのみ、というのはとても珍しく見る人が見なければ全然気づかれません。

時計に全然詳しくない会社の人にはなにその時計、と茶化されました。笑

まだ3か月ほどですが、とてつもない満足度です。

この時計に見合う男になりたいと日々背筋が伸びる思いなので、購入して良かったと心から思います。

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