買う買わない関係なく時計を見るのが大好きです。
ウィンドウショッピングとでも言いますか、ひたすらいろんなサイトを見漁っては色々妄想するのが趣味です。
凝り性というか一つのブランド、時計に興味が出るとひたすらに調べてしまいます。
いつかは…と夢見るのは勝手ですが、その夢の前には価格という高い高い壁が立ちはだかり、しかもこの価格が変動するから厄介（楽しい）ですね。
私はだいたい時計に興味を持つのは
・「この時計かっこいいなぁ」→「ここってどういうブランドなんだろう」→「価格」の順番がほとんどなのですが、たまには逆からいってみようかなと…。
・「すごい値段！」→「どういう時計、ブランドなんだろう」の順。
家を購入する時にも価格から入って色々調べる、ということをやりましたがこういう入り方も面白いです。
それで今回は個人で値段を設定して出品でき、多くのブランド、時計が入り乱れる「トケマー」と「Chrono24」の中で一番高い時計はどんな個体なのか見てみようと思います。
それでは見てみましょう。
Contents
トケマー
せっかくですのでここでは現在販売されている個体と売り切れた個体の2つを追っていきましょう。
トケマーは売却時の値段が見れるのでいいですね。
まずは一番のメジャーどころ、ロレックスを見てみます。
販売中のトップはアイスブルー 116506A。
以前紹介した希少なポーセリンダイヤルなどは出てないだろうと思ったので「そうだろうな」という感じです。
売り切れたもので一番高い個体はコチラ。
リューズガード部分以外にシールの残った未使用品！
商品の登録は2022年1月ですが、いつ購入されたのかはわかりません。生産終了が発覚し価格上昇を見越しての購入だったのでしょうか…？
約2300万円…すごい…
次はパテックフィリップ。
パーペチュアルカレンダー クロノグラフ 5970R-001
こちらは2004年から2009年まで製造された、クロノグラフ機能と永久カレンダー機能を搭載する人気のグランド・コンプリケーション。
定価：13,464,000円。
めちゃめちゃ素敵！美しい！個人的にこういう顔に目がありません。こんな個体、いつか手にしてみたいものです…！
売り切れのものではダイヤセッティングのノーチラス 5713/1G-010。
約3000万円の時計をネットで購入するのは怖いですね…。
オーデマピゲも見てみましょう。
一番高価なのはロイヤルオーク エクストラシン トゥールビヨン 26522TI.OO.1220TI.01
2019年発表の日本ブティック限定30本、超希少モデル！かっこよすぎる…
定価：17,490,000円。
こういうモデルって売ったらペナルティ？みたいなのってないんでしょうか？30本しかないなら誰が売ったかわかっちゃいそうですね。
4年経ってれば問題ない…？わかりません。
調べてみたら未使用品は5800万円で売られておりました。すごすぎ。
売り切れのものはロイヤルオーク コンセプト GMT トゥールビヨン。
2014年に発表され、パワーリザーブ約237時間（10日間）、ケース径44mm×厚さ16.06mmの存在感マシマシモデル。
定価は23,595,000円。
一番高価なのはパテックかな、と思って他にも調べてみたらもっとすごいのがありました。
F.P.Journe/フランソワポールジュルヌ Chronometre a RESONANCE レゾナンス
ジュルヌ！実物を拝見したことはありませんでしたがとんでもない価格！
恥ずかしながらこの時計がどのように動くのか、時針分針どっちがどうなのかも全く分かりません…。
「レゾナンス」という言葉は日本語にすると「共振」を意味するとのこと。
「共振」は物理現象の一種で、「隣接する2 つの振動体は互いに影響を及ぼし、やがて同期する」という現象を指し、その共振を利用して時計の精度を改善しようとしたのがこのモデル。
そのために「２つの時計を、１つのケース内に並べた」と。
発想も技術もすごすぎてもはや意味がわかりません…。
なるほど、時計2つ分だからこの価格なのね、と思いましたがそれでも一個2200万。
Chrono24
では次はChrono24を見てみましょう。
こちらは世界全体になるのですごい個体（価格）がいっぱいありそうです。
（今回は「価格は応相談」のものは除外します）
トケマーと同様にロレックスから見ていきましょう。
ロレックス全体の在庫数が93,500件！すごいですね…
その頂点の個体は…
スカイドゥエラー326959TBR
約1億7000万円！
1億を軽々超えてくる…。実物を目にすることはほぼ100％ないでしょうが、こういう個体を腕にされる人も当然いるんですよね…
これ素朴な疑問なんですがこの金額の時計を購入する時ってどう決済するのでしょう？ブラックカード？
Chrono24はカテゴリで検索できるので次は手っ取り早く「メンズ時計」で見てみます。
在庫数は418,000件超！トップは
パテックフィリップ グランドマスター チャイム 6300G-010
12億!?
一瞬目を疑いました。1億2000万だと思ったら12億。
12億…
さすが世界トップブランド。文字通り桁違い…
上のスカイドゥエラーが安く思えてきちゃいます。全くそんなことないんですけどね。
こちらの「6300G-010」ですが値段に違わぬ（？）とてつもない時計。
「パティックフィリップ」の中でも最も複雑な機構を搭載した「グランドマスター・チャイム」。
「永久カレンダー」「トゥールビヨン」「ミニッツ・リピーター」の「三大複雑機構」に加え、「デュアルタイム表示」に「昼夜表示」「4桁西暦」「24時間時分表示」など20種類の複雑機構を搭載し、更に2面の文字盤(リバーシブル)を有する世界最高額の腕時計。
2017年のオークションで同型モデル「6300A-010」が37億円で落札された記録あり。
とのこと。これを見ると12億円が安く感じる不思議…。
パテックの次はリシャール・ミル。
RM56-01 Brown Sapphire (Limited to 5 pieces)
6億3千万！
こちらも桁違いですね。
こうやって見るとリシャール・ミルを手にすることは自分の人生でどう転んでも無いんだろうなと思います。
こちらのモデル、オーバーホールの基本料金が160万円て…。すごすぎる。
まとめ
時計を好きになって長いですが価格が高い個体はどんなものなのか、「上」はどのくらいなのか調べたことはありませんでした。
調べても買えないから意味がない、というのもありますが…。
草野球レベルだからメジャーリーグに興味がないか、と言われればＮＯなわけで、自分が好きなものの最高レベルを知るのは全然おかしなことではないはず！（？）
オークションピースなどを調べればまだまだ天井知らずだと思いますが、理論上買える時計の価格を調べてみるといろんな発見がありました。
個人的にかなり興味が湧いたブランドは「F.P.Journe」です。購入できるかどうかは置いといて、素敵なブランドだと感じたので色々調べてみたいと思います。
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