ずっと欲しいと思っていたデイトナ16520。
過去にU番の黒、保証書無しを持っていたこともありますが、自分のこだわりとして保証書付きが欲しいと思っていました。
そして以前タイミングよく、とても良い状態のP番 保証書付きを購入できました。
もう時計はこれ1本持っていればいいと本気で思っていますし、16520に全くなんの不満もないのですが人間の欲というのはキリがなく、「もしこの時計を手放して次に買うとしたら…」と一度考えだしたら止まらなくなってしまいました。
いつか16520を手放してでも手に入れたい…
そんな夢の時計たちを欲しい度合い別で妄想リストアップしてみたいと思います。
LEVEL1
オーデマピゲ ロイヤルオーク ジャンボ エクストラシン 15202ST.OO.1240ST.01
雲上ブランドから「オーデマピゲ」のロイヤルオーク。
「20世紀最高の天才時計デザイナー」ジェラルド・ジェンタ氏デザイン。
1972年に誕生したブランドのアイコンともいえるモデルです。
八角形のベゼルが特徴で、エクストラシンはモデル誕生40周年を記念して作られたもの。
初代ロイヤルオークを追求した復刻モデルで6時位置にある「AP」ロゴや、プチタペストリー文字盤に直接印字したオーデマ・ピゲのロゴ、39ミリのケースなど、記念モデルらしい特別な仕様となっています。
何度か並行店で見たことがありますが、強烈な存在感に圧倒された記憶があります。
40周年記念モデル、ということで40歳になった時に…とも思いますが、その時一体いくらになっているのでしょう…。
LEVEL2
ロレックス シードゥエラー 1665
私の初めての機械式時計である「シードゥエラー16600」の初代モデル。
1967~1980年頃まで製造されていたもので、初期のころに製造された一部の個体に確認される「赤シード」と呼ばれるレアモデルは特別な存在感を放っています。
日付を有していながらサイクロップレンズのないスッキリとした顔。
MARKⅡダイヤルに見られるブラウンチェンジした味のある文字盤。
とんでもなく素敵ですね。
ブラウンチェンジはレア中のレアですが、ここに付属品がついてくると天上価格になりますね。
LEVEL3
パテック・フィリップ ノーチラス 5711/1A-010
雲上ブランドのひとつ、世界のトップブランドであるパテック・フィリップ。
時計好きならば一度は憧れるラグジュアリースポーツモデル。
こちらもジェラルド・ジェンタ氏デザインモデルであり、エレガンスながら隙のないデザインは世界中の人々を魅了しています。
1976年から続くロングランモデルでありながら2006年に誕生30周年を記念してリニューアルが加えられました。
ローズやホワイトゴールド仕様や、年次カレンダー機能が付いたモデルなど多数ありますが、ステンレススチールのシンプルな三針モデルのブルー文字盤が一番人気。
自分の腕に巻かれることが想像できないレベルの、まさに雲の上の時計。
今は定価の2倍以上の超プレミア価格です。
とんでもない金額ですね…
LEVEL4
ロレックス コスモグラフ デイトナ 116506
デイトナ誕生50周年となる2013年に、最高級貴金属プラチナを使用した116506が誕生しました。
チェスナットブラウンというカラーリングのセラミック製タキメーターベゼルに、プラチナモデル固有の爽やかなアイスブルーダイヤル。
ケースもブレスもプラチナだけあって重量は約285gと、16520の約2倍の重さ。
定価も2020年1月に8,013,500円と改定され、最高峰中の最高峰…
他に見ないカラーリングのデイトナは間違いなく目を引きますね。
ダイヤルにダイヤがついている116506Aもありますが、文字盤のインダイヤルにチェスナットブラウンのカラーリングが施されている116506の方が個人的に好みです。
値段はダイヤつきの方が数十万以上高くなっていますが、この金額帯を購入しようと思ったら誤差のように感じてしまいますね…
LEVEL5
ロレックス コスモグラフ デイトナ 6263
アンティークロレックスの中でひと際存在感を放つ4桁手巻きデイトナ6263。
手巻きデイトナの最終系で、歴代デイトナの第三世代。
1988年の製造終了まで約20年にわたり製造され、デイトナで最も息の長いモデルです。
もう30年以上前のモデル故にオリジナル状態であることは稀ですし、あったとしてもとんでもない金額ですが、もし手にすることが出来るとしたら…夢ですね。
ちょっと話は逸れますが、初代デイトナの超レアモデルとして君臨する「デイトナ 6239」。
通称「ポールニューマンモデル」。
2017年10月に開催されたオークションで、ポールニューマン本人が使っていた6239が約20億円という超高額で落札されたという伝説のモデルです。
いつか生で拝見したいモデルですが、こればかりは一生のうちに一度も腕に巻くことはないと思います。
こちらは白文字盤ではありませんが、桁違いの金額です。家が買えますね…
まとめ
16520を手放したところで手に入れるには相当頑張らないと叶わない、雲の上のモデルばかり。
まさに夢…
ですが夢でも思い続けていれば、いつか手にすることが出来るのでは…と思わずにはいられません。
それでこそ日々の仕事に緊張感とハリが出るというものです。
今現在、この夢のモデルたちを欲している自分ですが、数年もすれば嗜好が変わって全然違う時計を探しているような気がします。
そういった変化も楽しみながら、憧れのモデルを日々ネットや雑誌で眺めながら思い馳せる…
時計は日々に潤いを与えてくれる素晴らしい芸術品ですね。