欲しい時計が生まれるきっかけはいつも些細なもので、人が着けているものであったり、話に出てきたものであったり、ショップのページをカチカチ見てたらたまたま目に留まったものだったり。
自分の中でどんどん興味が膨らんでいくと考えるのはいつも「買おうかどうしようか」。
お金があれば「すぐ買っちゃおう」となるのですが、そんな簡単にはいきません。
時計はとても高い買い物です。
出来ることなら失敗したくありませんよね。
その時に自分なりに設けている「時計を買う前のチェックリスト」があるのでご紹介します。
これを意識してから時計に限らず買い物での失敗がかなり減ったので、色んな場面で有効かもしれません。
Contents
①徹底的に情報を調べる
まずはこれです。
時計は衝動買い出来るものではありませんし、するべきではありません。
どんな時計で、どういう年代のもので、特徴はなんなのか。
ありとあらゆる情報を調べに調べます。
相場も、最低でも20サイト以上は巡ってどの状態でどの値段か、というのを調べます。
フリマアプリなどのSOLD欄を見て売却時の値段を確認するのも大事です。
②マイナス面を挙げてみる
欲しいものを調べている時は良い点ばかり目がいって、悪い面には目がいきづらいものです。
「友人がこの商品を買おうとしているけど、どうにかしてやめさせたい」という目線でマイナス面を列挙していきます。
こうすると、冷静な目線でその時計を吟味することができます。
③売る時のことを考える
時計は資産でもあります。
もしかしたら将来的に売ることがあるかもしれない。
その時に「売れる強み」をしっかり認識しておく必要があります。
付属品の有無、希少性、モデルの人気、将来性など。
カッコいいからいいんだ!という理由で購入するのは否定しませんが、私は今までの経験上「売れるモノを買う」という方が後悔が少ないです。
④自分自身にプレゼンしてみる
「モノが欲しい状態」というのは一種の興奮状態とも言えます。
経験上この状態は一旦引いてからモノを考えないと失敗する可能性が高いです。
値段、マイナス面など情報をまとめたら次は自分自身に対して脳内プレゼンをします。
「自分で情報をまとめたんだからプレゼンなんてしても無駄」と思うかもしれませんが、情報を集めるのはインプット、プレゼンをするのはアウトプット。それぞれ役割が異なります。
自分の中で丹念にまとめた情報を咀嚼して「これがこうだからこの時計はこう」とプレゼンをしていくとスッキリとまとめられます。
⑤他人にプレゼンしてみる
今度は他人にプレゼンをします。
友人、彼女、親でも誰でもいいです。
「この前欲しいと思ったこんな時計があるんだけど~」と軽い感じで話してみましょう。
人に話していると、さらに情報が整理されていきます。
この時に大事なのはその人の反応が良い・悪いで買う・買わないを決めないこと。
人に話す時は自分の中でより整理をすることが目的です。
(あまりにも反対された時はやめた方がいいかもしれません)
⑥最低3日間は時間を置いて考える
最後はこれ。
考えを熟成させるという意味で必ず時間を置きます。
その間に売れてしまったら縁が無かったとスッパリ諦めます。 時間を置くと興奮状態も収まり、かなり冷静に考えられるようになります。
まとめ
上で挙げたものをザックリまとめると
情報をまとめる→自分の中で整理する→他人に話して整理する→時間を置く→購入or見送り
このプロセスを経たのであれば、もし欲しい時計が売れたとしても別の時計にすぐ応用出来ます。
我ながら面倒な手順を踏んでいるなと思いながら、数千円の買い物でも失敗すると凹む人間なので、出来るだけ後悔しない買い物するためにはこれでもまだ足りないとも思っています。
最近は時計以外を購入する時でも、ほぼ失敗をしなくなりました。上のチェックリストを意識することで良いものを厳選出来ていると思います。
おススメです!