【反省・後悔】時計をコロコロ変えまくってた過去の自分に言いたいこと。

体験

昔は今に比べ信じられないくらいコロコロ時計を変えてました。

一月に売買を数回する、なんてことも。

なんでそんなことをしてたのか、というと買った瞬間満足してしまって他の時計に目移りばかりしていたからです。

時計を買う、売ることが目的になっていたような。

時計が好きなのは間違いないのですが…恋に恋していた状態なのかもしれません。

今は大分落ち着いて、その当時では考えられないような素晴らしい時計を手にできました。

よく「上がり時計」という言葉が使われますが、今がまさにその状態なのかも…?(単にお金がないからかもしれません)

そう思った時にかつての自分が見えていなかったことが最近分かってきたように思います。

同じような病気に近い(?)方もいらっしゃるかもしれません。

過去の自分とそんな方に向けて自分の戒めと学びをこの記事でまとめてみたいと思います。

「こんなの理解できない」という方はどうか笑い飛ばしていただければと…笑

でも私も最初は笑い飛ばす側だったんですよ!時計沼の恐ろしさ…。

数が必要だった

私の考え方として仕事でもゲームでもなんでも「最初は質より量」というのがあります。

全てに当てはまるわけではないんですが、例えば趣味のゴルフでもコースを回る回数が増えれば経験が蓄積されプレーが洗練されていきます。

対戦ゲームでも「負けた数だけ強くなる」と言われますがまずは数をこなすことが大事だと。

時計においては今まで持った個体を数えてみると16本でした。デイトナの色違いを購入したり一度手放したものを再度購入したりしたので種類でいうとそんなに多くはありません。ブランドでいうと5つほど。

この数を多いと捉えるのか、少ないと捉えるのかで結構違いが出る気もしますが…。

私的にはもっと多いかも、と思っていたので良かったです(?)。

この数売買していて今持っている時計たちの良さ、ありがたみを強く認識出来るようになったのかもしれません。

ラバーベルトのパネライとアクアノートを着けてみて、一口にラバーベルトと言ってもかなりの違いがあること。

ブレスとラバーと革のベルトを着けてそれぞれの良さに気づき、次に狙う時計はどの方向性がいいかを考える指標になったり。重さとか。

限りがある資金をどう使うか、何を買うかを考え抜いた売買で自分なりの柱が出来た気がします。

そう考えると売ってもそんなマイナスにならない時計は趣味として素晴らしいですね。色々試せる。

強制力が必要?

今持っている時計の中でパテックフィリップの3本正規店で購入したものです。

正規店で購入した時計は売却すると今後取引が出来なくなるというペナルティがあるようでして。(お店によるのかも?)

個人的には購入したら自分のものなのだから好きにしたらいいと思いますが、今後も正規店で購入したい場合はやめといた方がいいのでしょう。

話は逸れますが並行店で2022年とか2023年の新しめのパテックがよく売りに出されていますよね。ペナルティの話を聞いてから「大丈夫なのか?」と勝手に心配してしまいます。

その方はもう二度と取引できなくなる前提で売りに出している、ということなのでしょうか。

その瞬間得られるお金は大きいかもしれませんが、今後の取引との天秤にかけた時は…。

いつか私も手放す時が来るかもしれませんが覚悟が必要ですね。

話戻りまして、今後の取引が出来なくなる、という暗に突きつけられた強制力によって時計の売買を思いとどまっているというのは少なからずあります。欲しい時計は常にあるので…。

でも別に今持ってる時計を売ってまで新しい時計が欲しいか、と言われるとそういうわけでもない。

この強制力、プラスとマイナス、どちらが大きいのか…。

本当にその時計が好きなのか?

もちろんこれは買う前に熟考しますがいざ手にした時に分かります。

本当にバカと思いますが買ったものの封を開けた瞬間に「あれ?あれだけカッコいいと思ってたのに…」ということもありました。

これは時計に限らず服とかスニーカーとかメガネでも。

何回経験しても失敗してしまいます。買い物は難しい…。特に時計は金額も大きいし。

これを(できるだけ)避けるために私が行ってて効果があったものは「間を空けて試着を数回する」です。

最初は盛り上がって「うぉぉぉー買う!」となっているのが2回くらい試着すると冷静になってきます。

さらにポイントとして「試着しに行く時には自分の一番のお気に入りの時計をしていく」と尚効果的です。

  • 今しているこの時計よりも欲しいのか?
  • この時計を買ったとしてその熱は続くか?

という自問自答を…。

これをくぐり抜けて手にした時計はそうそう簡単に熱を失ったりしません。

時間をおいて何度も試着をするのは本当におススメです。

試着できないような時計は…もう突撃するしかありませんかね…。

自分のゴールはどこにある?

「上がり時計」と呼ばれる自分にとっての最高の時計(人によっては複数ある場合もあり)は早めに手にする方がいいと個人的には思います。

高いから、自分には不釣り合いだからetc…という言い訳はいらない!

最初からずっと夢見ているのだったら出来る無理ならさっさとそれを買ってしまった方がいいと思います。(無茶な無理は非推奨です)

私の場合は最初シードゥエラーから入ってデイトナにたどり着くまでに色々買いましたが、もうさっさと買っておけば良かったんじゃないかと思います。

もう生産終了している(人気の)時計は需給の関係から価格は下がることなく上昇の一途のみ。(世界経済状況などによる例外アリ)

そう考えると寄り道している時間はもったいない…!

分割払いなどを上手く使えば多少の無理は通せます。

明確に自分の理想とするゴールがあるならば、時計においては急がば回らずに突き進む方が最終的に満足のいく結果になるのでは…と実感として思います。

まとめ

記事を書くにあたって色々思い返すと、私は自分に言い訳をして時計を買っていたんだな、と思いました。

「これを買うには自分には早い」「まずはこっち買ってから…」

あれこれ悩んだりセルフ言い訳も買い物の醍醐味なので否定しないどころか肯定派なのですが、出来るだけ後悔はしたくないですよね。

今後自分が買い物で悩んだ時には自分の理想とするゴールはどこか、本当に欲しいものは何かを見極めて全力で突撃したいと思います。

「経験上、最初からマックスにいった方が後悔は少ない!」という別の言い訳で後悔するかもですがそれはそれ。

なので過去の自分に一言言えるならば「最初からパテックフィリップ買っておけ!」ですね。

もしかしたら未来の自分は「さっさとリシャール・ミル買え!」と言ってるかもしれませんが…。あれは別次元だからなぁ…。

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