派手な時計、シンプルな時計、味のある時計、珍しい時計…
色んな時計がありますし、色んな人がいます。
友人でも上司でも後輩でも、人のしている時計がカッコよく見える瞬間があります。
それはなんでなんだろう…?
- 時計そのものがカッコいいのか。
- している人がカッコいいのか。
ちょっと考えてみました。
カッコいい時計ってなんだろう?
まずは時計から考えてみます。
カッコいい時計の定義というのは十人十色でしょう。
- 大きい時計が良い
- 派手な時計で目を引きたい
- 主張しすぎないシンプルなもの
- 唯一無二のアンティーク時計…
どれか一つ、というわけではないでしょうが好みは人それぞれ、バラバラだと思います。
ですが、自分の興味がなかった時計でも「カッコいい」と思う時があります。
それってどんな時でしょうか?
時計の価格の大小ではない
単純に金額で考える。
これはある意味一番わかりやすい指標です。
高価な時計をカッコいいと思う。
…そうでしょうか?
これは違う気がします。
高い時計は素材やデザインなども考え抜かれているので、カッコいいと思われる可能性は高いように思えます。
ですが単純に高い時計を持っているから、人からカッコよく思われる。
そんな簡単な話ではないでしょう。
どんなに高い時計をつけていても、カッコいいと思えない時ってありませんか?
その人に合っている時計
例えば、20代で金無垢の時計をつけている人。
60代で派手なゴテゴテした時計をつけている人。
カッコいいと思うかと言われれば、人によるだろうなと思います。
年齢、見た目、社会的地位などによるでしょうが、あまりにもイメージと乖離した時計をつけている場合はカッコいいとは言えないのではないでしょうか。
必要以上に自分を大きく見せようと、そういう時計をつけているのかなと思ってしまいそう。
時計はディスプレイで見るわけではなく、必ずつけている人とセットで見るものです。
そう考えると、「カッコいい」というのは時計そのものではないように思います。
カッコいいとは
そもそも、カッコいいとはなんでしょうか。
哲学みたいな話ですが、言葉で説明してみると
[形]《「かっこ」は「かっこう(格好)」の音変化》見栄えがしたり、態度・行動がさわやかだったりして心ひかれる、という気持ちで使う語。すばらしい。「彼の髪形は―・い」「―・い生き方」
Goo辞書より引用
見栄えがする。心ひかれる。
とてもぴったりくる表現だと思います。
こうして考えてみると、人のしている時計がカッコよく見える瞬間というのは
「時計そのものがカッコいいだけじゃなくて、時計をしているその人がカッコいい(心ひかれる)」
ということでしょうか。
尊敬できる人がつけているものはどんなものでも、とてもカッコよく見えるものです。時計はもちろん、時計に限らず。
時計そのものも大事ですが、その前にまず人、ということですね。
まとめ
時計そのものがカッコいいというだけじゃなくて、時計をしているその人がカッコいい。
カッコいい人がしている時計はカッコよく見える。
時計と人の相乗効果。
これが私なりの結論です。
単純に数百万、それ以上の時計をしている人がいても、その人自身に魅力を感じなければカッコいいとは思えないでしょう。
ただお金を持っているだけの人、となりそうです。
その逆もまた然り。
金額は関係なく、その人がカッコいいと思えるか。
自分を磨かなければ時計もカッコよく思われないと考えます。
時計は自分を上げてくれるものであると同時に試してくれるもの。 つけている時計がカッコいいと思われるくらい、魅力的な人間になりたいものです。