最近、シンプルな時計にとても心惹かれます。
昔、着る服といえば柄があったり、主張がハッキリしている服が好みだったのですが今ではシンプルな服が多くなっております。
きっと時計の好みもそうで、シンプルなものに引っ張られているのではないかと思ってしまうほど、今そういう時計に心奪われています。
今、個人的にとても惹かれているのがロレックス「エクスプローラーⅠ 14270」 です。
正直その一世代前、「エクスプローラーⅠ 1016」にもかなり惹かれているのですが、1016に比べ手に入れやすい状況であったり、メンテナンス面など考慮して現段階では14270かなと…。
こちらでも記載しているのですが、過去に一度「エクスプローラーⅠ 214270」を持っていたことがあります。
ですがサイズ感がどうしても性に合わず、あのシンプルな顔には39mmじゃない方が…!ということですぐ手放してしまいました。
スポロレの中では珍しい36mmの魅力をまとめてみたいと思います。
Contents
エクスプローラーⅠ 14270とは
シンプルなデザインと高い堅牢性で人気のモデル、エクスプローラーⅠの第4世代。
1990年~2001年まで製造されました。
カジュアルにもスーツにも合わせられる汎用性の高さからも未だ人気の高いモデルです。
36mmサイズは一世代後の「114270」まで続きますが、現行モデルの「214270」はサイズアップし39mmとなっています。
36mmのサイズ感が良い、ということでも人気を博しているモデルです。
14270と114270の違い
この2つはデザイン的に大きな変更点はなく、正直パッと見では区別がつかないほど酷似しています。
文字盤やカラー、ロゴ位置なども大きな違いは無いのですが、違いはブレスレットとムーブメントです。
114270はフラッシュフィット一体型に変わっています。
一般的には、エンドピースや弓カンと呼ばれる。このパーツにより、ケースとブレスレットの接合部分のぐらつきが無くなる。
以前は、プレートを折り曲げた形状の、取り外しができる分離型であったが、2000年頃より無垢材の削り出しに変更され、ブレスレットと一体型になっている。これにより、強度・耐久性が向上し、ケースとの一体感も増した。
引用:watchpedia
これにより装着感、耐久性が増しより堅牢な時計へと進化しました。
ムーブメントが違う
14270から114270へとモデルチェンジを果たした2000年はロレックスのムーブメント製造技術が一気に向上した時期と言われています。
悲願の完全自社製クロノグラフ・ムーブメント搭載のデイトナ116520が誕生した年ですね。
それに伴って内部機械のスペックが向上しました。
■114270… Cal.3130 テンプ受けがシングルからダブルブリッジになったことで耐久性が大きく向上。
目に見えない部分ですが、ずっと使えるタフネスさが魅力のロレックスにおいてはとても大事な部分です。
レアモデル ブラックアウト
サイズ感が同じ14270と114270ですが、ともにレアモデル「ブラックアウト」というものが存在しています。
通常モデルには白い着色がありますが、ブラックアウトは白い色がありません。
14270には1990~2001年まで作られたうちの初期生産分(E番/X番)のみ。
114270でもV番でブラックアウトが発見されています。
当初は王冠マークのロゴなどのダイヤル表記がシルバーカラーだったということから、3つのタイプに分類されます。
1.メタル369(ライン無し)+シルバー表記
2.ブラックライン369+シルバー表記
3.ブラックライン369+ホワイト表記
市場では「シルバーレター」「ホワイトレター」という呼ばれ方をしています。
同じブラックアウトなら114270でもいいのですが、個人的には5桁が好きなので…
14270がいいなと思っています。
狙うモデル
狙うならばやはりロレックスの定番「最初か最後を狙え」でいきたいです。
そうなるとブラックアウトか最終P番ですね。P番は流通量が多かったとのことで、特別レア個体としては扱われていないようなのですが…
保証書有モデルを狙いたいです。
ブラックアウト・シルバーレター(E/X番)
200万以下では無いですね…
調べてみたら5年ほど前の相場は100万円くらい。5年で倍とはさすがロレックスですね。
P番
ブラックアウトと比べ大きく差がついています。
最終P番だからといって大きく値段が高いわけではないですね。
ブラックアウトに拘らなければ比較的手が出しやすそうです。
まとめ
一つは持っておきたいシンプルな時計。
その中でエクスプローラーⅠはとても良い選択肢だと考えています。
未だ人気の高い36mmはとても魅力的ですね。
いつか手にしたいと思っています。