先日会社の後輩から時計を買いたい、という相談を受けました。
その後輩は
「今まで時計を買ったこともつけたこともないけれど、友人や会社の人たちがつけている時計がカッコいいと思ったので自分もつけたい。でも自分では分からないから相談に乗ってほしい」と…
正直、この言葉が嬉しくて嬉しくてしばらく心躍りました。
おすすめして結局買わない、となっても全然構いません。
時計に興味を持ってくれただけで…!
その後輩には色んな話をするとして、もし初めて時計を購入しようと考えてる人に、自分だったらどんな時計をすすめるか。
真剣に考えてみました。
おすすめするブランド
まずはブランドです。
初めての時計は知名度のあるもので、万が一時計に興味がなくなった時に売却できるブランド。
そしてあまり神経質にならずガンガン使えるものがいいかなと…
となると、やはりロレックスですね。
価格帯も幅広く、世界的にも知名度は抜群。
リセールバリューも文句なく、サポート体制もしっかりしていて、故障もそこまで気にせずガンガン使える。
もちろん他にもいい時計ブランドはたくさんありますが、時計の入り口にはロレックスがいいでしょう。
どのモデルにするか
ロレックスに決めたら次はモデルです。
エクスプローラーⅠ・Ⅱ、サブマリーナ、シードゥエラー、ヨットマスター、GMTマスターⅡ、ミルガウス、エアキング、デイトナ…
このほかにもモデルはありますが、最初はスポーツモデルがいいかなと思います。
理由としてはリセールしやすい、カッコいいなどが挙げられます。
ただ、上のモデルは価格帯が大きく違います。
比較的購入しやすいのは
このあたりでしょうか。(参照:価格コム2020年7月9日現在)
GMTマスターⅡなども人気がありますが、少し値段が上がりますので最初のロレックスとしては思い切りが必要かもしれません。
デイトナも然り、ですね。
個人的には最初に思い切って買うのもアリだと思ってますが、いきなり高い金額払うのが怖い気持ちもよく分かるので…
リセールも考えてみる
上記の5モデルからさらに絞ります。
見た目のカッコよさや値段で決めるのが一番いいと思いますが、人は欲深いもの。
いずれ新しい時計が欲しくなる可能性も考えた方が良いと考えます。
ですのでリセールを考えてみましょう。
現状の買取価格はこのような感じになってます。
(参照:GINZA RASIN2020年7月9日現在)
ここで各モデルの購入価格と売却価格の差分を計算してみました。
モデル | 購入価格 | 売却価格 | 差分 |
---|---|---|---|
エクスプローラーⅠ 214270 | 858,000 | 650,000 | 208,000 |
エクスプローラーⅡ 216570 | 1,120,000 | 900,000 | 220,000 |
エアキング 116900 | 778,000 | 600,000 | 178,000 |
ミルガウス 116400GV | 997,900 | 680,000 | 317,900 |
サブマリーナ 114060 | 1,223,000 | 930,000 | 293,000 |
ここだと一番差分が少ないのがエアキング 116900、一番差が大きいのがミルガウス116400GVとなりますね。
しかしここまで計算しておきながらなんですが、見て頂けるとわかる通りロレックスはリセールがかなり良いです。
もし仮にどのモデルを選んだとしても問題ないでしょう。
実際にこの通りになるわけではないので、あくまで参考程度とお考えください。
1日チーズバーバー2個分のお金で…
大人気モデルのサブマリーナをもし122万円で購入したとして、3年使用して売却したのが93万だとします。
この差額分の29万円を日で割ると290,000÷1095(365日×3年)=約264円
となります。
一日あたりマクドナルドのチーズバーガー(140円)2個でサブマリーナが使える計算となります。
ロレックスのリセールの凄さを実感できますね。
まとめ
結論として私が初めて時計を購入しようとする人に本気でおすすめするとしたら、
「エクスプローラーⅠ 214270」か「サブマリーナノンデイト 114060」です。
理由としてはどんな服装にも合わせやすい、ガンガン使える、人気が高いなどです。
いざとなれば売却も容易だという点も大きいです。
しかし、ここまで言っておいてなんですが上のモデルは数値など考慮した上での話です。
一番最初は自分が心からカッコいい、好きだと思った時計を買って楽しむのが一番。
あくまでこれは私の視点でのおすすめなので、いざ後輩の時計を考える時は好みや価格帯など踏まえつつ、一緒に真剣に考えたいと思っています。