【失敗・後悔】新しい時計が欲しくて仕方ない…!けどちょっと待て。

体験

時計は常に欲しい…!SNSを見ては羨ましい気持ちで溢れかえり、新作の発表などされようものなら心が浮ついて仕方ありません。

私は時計に全凸している人間なので恥ずかしながら資金に余裕はありません。それどころかローンを使うこともあるのでマイナスか…?

時計は資産という考えで自分を納得させています。

そんなこんなで欲しい気持ちと資金問題で常に不安定です。

新しい時計を購入、となったら私ですと手持ちの時計を手放して購入資金に充てる必要があります。

そういう方、ごく一部を除けば結構いらっしゃるんじゃないかと(勝手に)思っています。

そこで自分の考えや失敗?などまとめてみました。ご覧になった方の何かしらの参考、きっかけになりましたら幸いです。 

時計を買う時の自分ルール

手持ちの時計は〇本

今私が持っている時計ケースは5本入りでして、そこに収まる本数にしておきたいと考えております。

というかそれ以上は自分のキャパシティ的に無理かと…(お金的にも)

現状でも偏った使い方をしていて満足に全部を使えていないのにこれ以上増えてもなぁと…。本数持っている方見ると羨ましいと思いますが身分不相応といいますか…。

ということで今のところは「量より質」という感じで厳選しております。というかせざるを得ません。

時計1つの価格はいくらまで?

これは正直あまり考えておりません。自分が気に入ればいくらでも…!

(もちろん買える範囲で)

いろんなものを見れば見るほど変に目が肥えるというのか、やたらと高価なものに目がいきがちになりますが…。

自分には似合わないのでダイヤが散りばめられたものやイエローゴールドの時計が候補に入ることはほぼありません。

文字盤もシンプルなものより機構が詰まっているものに惹かれがちなので、そうなると自然と値段は上がっていきます。

リシャール・ミルとかF.Pジュルヌなど惹かれますがあのレベルはさすがに手が出せません。1本数千万円って…。

リアルに考えたら4桁万円は無理ですね。しかもそういうレベルの時計を購入する方ってそれ一本じゃなくて何本もある中の1つって感じですよね。ヤバい。

絶対に実物を見る

これはホントに大事。時計を購入する上で一番大事なんじゃないかと個人的に思っています。

新作であったり人気で店頭に並ぶことのないモデルの場合は仕方ないですが、並行店に並ぶのを待って見てからでも遅くはないんじゃないかと…。

質感やサイズ感、厚みなどからくる試着した時のフィット感…

私だけかわからないですが見た時、着けた時に「あれ?」となることが結構多いので。

昔ロイヤルオークのエクストラシンを並行店に見に行った際、マイナーチェンジがあったのか文字盤の色みが以前と違っていたことがあったので、やはり実物を見るのは大事だなぁと…。

(オーデマピゲはそんなに詳しくないのでもしかしたらあれは目の錯覚?)

これのデメリットというか困る点は、自分にとって「合わない」が確認出来ればいいんですが「想像を超えてすごく良い…!」となった時に歯止めが効かなくなるんですよね…。

妻に許可を得る

ここが結構な難関です。

もしかしたら他の方と意味合いが違うかもしれませんが、妻は時計を購入することに対して否定的ではありません。5172G購入の時はむしろ背中を押してくれました。(借金となったら話は別。ローンはセーフ?)

購入した時計ブランドや金額など事細かに話しているため、今やそこらの男性よりも詳しい可能性があります。

ここでの許可というのは「今自分が持っている時計よりも価値のある時計」だと証明する必要があります。

これを経ず勝手に売ったりした時には怒られたりではなく軽蔑されてしまう可能性が…。

価値のある時計、というのは単純に金額の多寡ではなく思い入れとか購入タイミングとか色んな要素が絡み合ってのもの。

なのでちょっとジャブで

「この時計がいいな(欲しい)と思ってるんだよね」

と言うと、

「今あるお金で買えるならいいと思う。今の時計売らなきゃいけないなら考えた方がいいのでは?あの時計の方がいいと思うけど。」

と…。

でも大体その通りで、盛り上がってる時の判断は冷静ではないことがほとんどなので思い返せば手放さなくて良かった、となります。過去の失敗に関しては後述。

今の手持ちを手放す?

その時計、そうまでして欲しい?

ここでひとつ冷静に考えなければいけません。

資金が潤沢にあれば別ですがそうでない場合、手持ちを手放しそれを資金源にしなければ買えない。私は常にそれ。

今持ってる時計を手放す…。もう使う予定がないから手放す、だったらいいですが新しい時計を購入する資金に充てるため手放す。

こうなると今持ってる時計と天秤にかけざるを得ません。

自分の手持ち時計を見ると、現状かなり理想的なラインナップだと思っています。

そこに割って入るほどなのか?だったら一度時間を置いて冷静に考えてみよう…。

「この時計が心の底から欲しいから買う」ではなく「時計が欲しいから買う(買い物中毒)」になっていないか?

後悔した経験

時計趣味に浸かり始めのころ、その当時は今よりももっとお金がなかったので初めて購入したロレックスシードゥエラー16600を手放し次の時計資金に充てました。

その当時は気づかなかったですが後々に「やはり手元に置いておけば良かった」となり…。

それに気づけた今、かつてより慎重に時計を吟味するようになりました。

(今までは割と異常だったような気がしますが時計みたいな大きい買い物はポンポンするものではないんですよね…)

損したわけではないですが、思い出や気持ちの部分が大きいんだなぁと。

さらに「前の時計の方が良かったな」なんてことになったら新しく買った時計にも申し訳ない。誰も幸せになりません。

一つのブランドに絞った方がいいのでは?

私は資金が潤沢にあるわけでは決してないのでアレコレ手を出せません。

今までは並行店でしか購入したことなかったのですが、いろんな無理を通してパテックフィリップとの縁が出来ました。

だったらばそこ一点突破で今後はずっとパテックにお世話になるのがいいんじゃ?と思っています。

いろんなブランドに目移りはすれどもやはりパテックの時計はとんでもなく素晴らしく、今後も新作が出て沸かせてくれるでしょう。

絶対「これ欲しい!」となるのは想像に難くないし、実績を積み上げていくことの面白さ、ゲーム感もある…。もし今の時計を手放すとなったらパテックで心に突き刺さるものが出た時。

(でももしパテックを手放したらブラックリスト入りになっちゃうんですかね?)

一つのブランドに拘って貫く、というのはカッコ良いんじゃないかと思います。あとは一番長く愛用しているIWC。この2つのブランドですね。

(今気づきましたがIWCも正規店で購入したものでした…。しかし購入場所がイタリアなので担当とかいませんし…。)

そして今後資金に余裕が生まれた時や考えが変わった時、視野を広く持ってみてもいいのではないかと。 

まとめ

欲しい時計は尽きませんが安易に手持ち時計を手放してしまうと後悔することになるかも…。

時計を売ること自体に関して否定的なわけでは全くなく、昔は売って買ってを繰り返し色んな時計を楽しんでいました。

最近は売買ではなく深く楽しむ方向で時計と向き合うようになったのかもしれません。

楽しみ方は人それぞれなので、どうこう言うつもりもなければそんな立場でもないので好きに楽しみましょう!

後悔だけはなきように色々想定しておきつつ、素敵な時計ライフを…!

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