気づけば12月。早いもので2023年ももうすぐ終わりですね。あっという間だ…。
今年は何の時計を買っただろう?と思ったものの、私は今年一本も買っておりません。欲しい時計は無数にあるのですが…。
そもそも毎年のように時計を購入するというのが異常。そういう認識をしなくては危ないですね。SNSを見ていると毒されます。ホントに…。
一番最新の時計は昨年、2022年に購入したパネライPAM00915。しかし先日手放してしまいました。
今までの記事で書いていたように買うときにはかなり吟味していたにも関わらず…です。
こればかりは買ってしばらく着けてみないとわからなかったなぁと。
あとは時計を購入することに興奮して見れていなかった部分もあったのかと思います。
なのでこの記事ではその反省点を挙げてみたいと思います。
仕事で着けているだけではなく休日遊んだりする時にも着ける、という視点などが抜けておりました。特に子供がいると…。
ただここで言っておきたいのはパネライが悪いとかでは決してなく、現在の私に合っていなかったという点です。
個人的な視点でパネライの特徴ともいうべきポイントにネガティブなことを申してしまうところもございますのでパネライ愛好家の方々の気分を害してしまうかもしれません。
気になる方はこの記事を閉じていただけますと幸いです。
パネライはカッコよくて今でも惹かれるので将来的にまた購入したいとも思っています。
デイトナを何回も買い直したりする私なので…。
Contents
反省点
なぜ手放してしまったのか。というより自分の想定とはどこが違ったのか…。
パネライを購入する際にももちろん試着したり、こちらで書いているように色々吟味して購入したつもりでした。
しかしパネライは【デカ厚】が象徴的なオンリーワンの時計(私はそう思っていますし、それが魅力とも)。
これをつけて日中過ごすというイメージができていませんでした。
試着ではわからなかったこと
一日ずっと着ける
試着ではその瞬間着けるのみ。写真を撮らせてもらうにしてもせいぜい時間にして1分かそこらでしょうか。
パネライを試着させていただいた時は「うわぁ~重てぇ~!これぞパネライ!って感じ!」と興奮していました。(兄がパネライを持っていたのでなんとなくのイメージはありました。)
その後購入して最初は大興奮で着けていましたが、だんだんとその125gという重さと、その重さ故に腕の上でズレてしまうというストレスが気になってしまい…。(購入時期が梅雨だったので雨と汗で一層すべっていました)
そこからだんだんと着ける回数が減っていきました。
入浴・就寝以外の日常のあらゆるシーンを共にする、という目線で時計を見れていませんでした。
ラバーベルトのメリット・デメリット
梅雨ということもあったのですがパネライを購入したらラバーベルトで着けたい!という気持ちがあり購入し即交換しました。
私は特別オーダーしたラバーベルトを使っていたわけではなく、購入時に付属していたノーマルのラバー。(正式名称はカウッチューストラップ)
このラバーは手首のカーブに合わせて切れ込みを入れていたりとかそういう仕様はなく、着けると留め具あたりで少し浮くような感じになります。
また、時計自体の大きさ・重さに対応してか割と固めのラバーだったので腕馴染みがあまり良くありませんでした。そういう点もあって雨・汗で滑りやすかったのかもしれません。
もう少しキツめに留めていたら滑ったり、というのはなかったかもしれませんが、それはそれで腕が痛くなってしまいます…。
また、同じラバーベルトの時計であるアクアノート5164aを使っていたのでそれと比べてしまったのも良くなかったのかもしれません。あちらが異次元なんですよねきっと…。
しかし腕につけているとその違いはハッキリと出るので…仕方のないことかなと思います。
子供と遊ぶ時
公園で遊ぶ時や食事時によくぶつける
私は小さい子供がいるので休日は公園などによく遊びに行きます。その時にもほぼ必ず時計を着けていくのですが、パネライはその【デカ厚】故によくぶつけてました。
普段から出来るだけ時計を傷つけないよう心掛けているものの、子供の動きを予測するのは不可能。
突発的な動きに対応していると時計を気にしている余裕なんてありません。
だったら時計を着けていかなければいい、ということで割とすぐパネライは着けていかなくなりました。
子供と一緒にファミレスなどで食事する時も同様で、こぼしたり忙しなく動く子供の対応をしているとガツンガツンぶつけてしまいます。
他の時計でもそこそこぶつけますがパネライの時は特にぶつけていた気が…。
厚み的にはパネライ13.5mm、アクアノート5164aは10.2mm。
わずか3mm、されど3mm…?
重み×厚みでぶつけやすくなっていたのでしょうか?私の力不足…?
別に手放さなくても…?
これには相当迷いましたが、上記の点から着けるという頻度がガタ落ちし、
- ラバーベルトであればアクアノート、革ベルトではあればIWCや5172Gという感じで他でまかなえてしまう
- 装着感、腕の上でズレてしまうことのストレス(着け心地)がどうしても気になる
- 小さい子供がいる状態で「よくぶつけてしまう」という意識が強くなってしまった
- 長袖の袖口に引っかかってしまう
などの理由で手放してしまいました。ほぼ着けない時計を手元に置いておいてももったいないですし…。
私はパネライを楽しむ資格がなかったのかもしれません。
他の人からしたら全然気にならないことかもしれませんが、私は気になってしまうと中々そのイメージを払拭することが出来ず…。
冒頭でも述べたように「現在の私に合っていない」ということも大いにあるので、将来的に価値観の変化で購入することもあるだろう、と思っています。
まとめ
このように反省すべき点は多々ありますがこの件をきっかけに、より一層自分の中で時計を購入する際のチェックポイントみたいなものがハッキリしたように思います。
私が大事にしているのはストレスフリーな点(軽さ、着け心地)なんだなと…。
そう思えば私がリシャール・ミルに惹かれたのも必然か…?でもあれは異次元なので…。
反省、なんて言葉を使っていますが買い物なんて失敗してナンボ。時計は失敗したとしても売却できます。
自分の経験、蓄積は唯一無二のものなので、気になったらバンバン購入していいんじゃないかなとも思っています。一度した失敗を繰り返さなければ…。
その点自分は何度も失敗しそうなので一層気をつけなければいけないのですが…。
この記事が読んでくださった方の何かしらの参考になりましたら幸いです!
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